パパ活とは

パパ活の定義

パパ活とは、男女がデートをし、その対価として男性が女性に謝礼を与える行為全般を指します。

パパ活は、「経済的にゆとりが欲しい」「夢を実現したい」「借金を返済したい」といった金銭的な悩みを抱えている女性を、裕福な男性が応援するという側面があります。

ちなみに、パパ活をする男性のことを英語でシュガーダディー(sugar daddy)、パパ活をする女性のことを英語でシュガーベイビー(sugar baby)と言い、日本よりも欧米の方が進んでいます。

パパ活の流れ

パパ活は基本的に、出会いとデートの繰り返しです。

具体的には、出会い→初回デート(面接、顔合わせとも言います)→2回目のデート、3回目のデートと交際を重ねていき、そのデートの対価として、男性が女性に謝礼を与えるのが一般的です。

交際相手と別れたり、自然消滅した場合は、また出会いからやり直し、場合によっては複数のお相手と同時進行で交際するケースもあります。

出会ったお相手と、不定期で会う約束を「都度契約」、定期的に会う約束を「月極(つきぎめ)契約」と言います。

パパ活の種類

パパ活は、肉体関係を伴う交際と、伴わない交際の2種類があります。

一昔前まで、パパ活は「愛人」という言葉で表現されてきました。

そして、愛人契約とは、基本的に肉体関係が伴わないものとされてきました。

しかし、現実は少し異なります。

確かに、肉体関係を伴わない交際、つまり、食事デートをするだけでお手当を稼いでいる女性が存在するのも事実です。

しかし、そうした交際ができる女性というのは、現役のタレントやモデル、元有名アイドル、CA、有名企業の秘書といった、社会的地位の高い女性に限られるのです。

どこにでもいる普通の女性、すなわち、学生やOL、主婦にとって、そのような交際は現実的ではありません。

少々厳しい言い方をすれば、男性は、一般女性に数万円、数十万円もお手当を払うほど、価値があるとは思わないからなのです。

その結果、一般女性が愛人として扱われるために、肉体関係が必要となるのです。

もちろん、パパ活は風俗ではないため、肉体関係とお手当が、商品とその代金のように結び付けられることはありません。

しかし、男女の自然な恋愛の中に、肉体関係が含まれるのか含まれないのかという点は、愛人契約を結ぶ結ばないという判断に大きく影響していると言えます。

パパ活と法律

パパ活は、肉体関係が必須ではありません。

そのため、パパ活はいわゆる「売春」とは異なり、違法な行為ではありません。

但し、パパ活をしている女性が18歳未満の場合は、いわゆる「児童ポルノ法」に抵触します。


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